映画「火花」
映画版「火花」を見に行ってきました。
いろいろと考えさせてくれる良い映画でした。
わたしは発売当初に原作を読んでた人なんだけど、本から拾い損ねていた感情や空気を映画で表現してくれていて、見ていて新たな発見が…!
原作読破済みの方にもぜひ見てもらいたい!
生きていくには社会に認められてお金を稼いで行かなくてはいけなくて、
でも、必ずしも自分のやりたいこと・信念・正義なんかが社会の中にあるわけじゃない。
芸人だけじゃなくて、作家やアーティスト、
自分の表現で食べてこうとする人がぶつかる悩みが作中に描かれていて、
カミヤさん@桐谷健太さん とトクナガ@菅田将暉さん を見ていて苦しい気持ちになった。
わたしは拠点を会社に置いて、会社の中から自分の考えを発信して、かたちにして、人に届けることを仕事とし、ゴハンを食べてるわけだけど、
(そこに良し悪しがあるわけでなく、自分のやりたいこと・向いてることを考えたらそこにら辿り着いたんだけど)
友人にはカミヤやトクナガのように自分の身ひとつで表現しながら生きている子もいて、
私が体感しえない辛さと喜びを感じているのだなあ、と、すごく友人を思い出す映画でもありました。
エンドロールにかかる「赤とんぼ」がすごく良かった(*´ー`*)